HANA-BI

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1997年
監督
北野武(「ソナチネ」「アウトレイジ」)
出演
岸本加世子(「おしん」「先生と迷い猫」)
大杉連(「シン・ゴジラ」)
寺島進(「交渉人 真下正義」)
ほか



<あらすじ>
とある事件を機に刑事を辞職した西。そしてその事件によって体が不自由になり、嫁と子供にも出て行かれた元・刑事、堀部。その二人の元同僚の刑事たち。それぞれの逃避行、隠遁生活、人間模様を描いた北野武作品7作目。北野武自らによる絵画も多く登場するなど美術・映像の芸術性の高さが光る一作。

この1月、「1997年」というしばりで旧作を鑑賞してきましたが、これが締めの作品。人生初の北野映画です。
第54回ヴェネチア国際映画祭・金獅子賞を受賞するなど、「世界のキタノ」という評価のきっかけになった作品だとか。

先ず褒めたいのが久石譲の音楽。
つい前見た「もののけ姫」に続いて久石譲なんですけども、すごいっすわ。これはサウンドトラック聴きたい。サンプリングしたい。
いわゆる「キタノブルー」というもんを確立したとかととやかく言われる作品ですが、さすがというべきの映像美。
季節の四季折々の切り取り方、若干主張しすぎとも言えるくらいの北野作の絵画、そしてそこに流れる久石譲の音楽。完璧しょ。

いやーまじで北野武演じる西がカッコよすぎる。
岸本加世子演じる妻とのシーンはどれもほほえましいものだらけ。湖で釣った魚を火で焼いて「はい、イタリア料理」とか、ユーモアセンスも抜群(当然と言えば当然)、まじで最高の夫。
だからこそ冷酷な刑事・殺し屋としての一面が光る光る。最高にかっこいい男である。

あと風雨に銀行強盗を企てていくシーンも見てて楽しかったです。あのガラクタ屋さんのおっさんもいい味出してる。なんかの映画にああいう人出てきた気がするけど思い出せない。

男女の違いはあれど、警察とヤクザからの逃避行だし、最後のシーンは海だし、「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」を想起せずにはいられない。どっちも悲しいラスト。そして美しい。

この一か月、いい映画やいい音楽をたくさん聞けたので良かったです。2月は「1988年」がテーマです。楽しみたいと思います。


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