Creepy Nuts / 助演男優賞

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2ndEP、2017年、日本
ヒップ・ホップ



<アルバム紹介>
UMBで3連覇を果たし、大人気番組「フリースタイルダンジョン」でモンスターとして大活躍中のR-指定と、DMCで2位を獲得、いまだに童貞で最近はその腐った性根がメディアで光り始めているDJ松永によるユニットのほぼ丁度1年ぶり・2枚目のミニアルバム。相変わらずのキャッチーさと彼らならではのゆがんだメンタルが炸裂している1枚。


Kendrick Lamarの「To Pimp A Butterfly」(2015年)に関して、AKLOがラジオで「誰にも文句言われないじゃん、もう、みたいな境地に辿り着いたんじゃないかな?と思ってます。」と発言していたことを記憶しているのですが、このミニアルバムでこのCreepy Nutsははやくもその境地に達してしまったような気がしています。
"助演男優賞"では自分たちのイケてなさを自覚し、さらに同曲のMVや最後の曲では"未来予想図"では「一過性のブーム」になってしまうことを自覚して風刺し、そしてそれに立ち向かう姿勢を示している。"どっち"では自分たちが音楽業界では浮いた存在であることを自覚し、"教祖誕生"ではそういう彼らにとやかくケチをつける「プロリスナーたち」がいることも自覚している。
彼らは全部自覚しているのだ。
だから彼らをいくらディスったところで「うん、知ってるよ。」と冷たくあしらわれるだけなのである。

たった2枚のミニアルバム、10曲足らずのリリース数でこの境地まで上り詰めた彼らはシンプルに賞賛に値します。
DJ松永のトラックメイキングは相変わらず的確だし、R-指定のラップのうまさ、リリックのダブルミーニング・サンプリング含めたリリシストっぷりは圧巻だし、もうね、文句の付けどころがないよ。
聴いて楽しいしラップの歌詞読んで楽しいし、キャッチーでお茶の間にも浸透するポテンシャルも持ってるし。

あとは早くフルアルバム出してください。早く。もう待ちきれないから。


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