Megadeth / So Far, So Good... So What!

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3rd、1988年、アメリカ
スラッシュ・メタル



<アルバムについて>
1988年発表の3枚目。「ドラッグのお金欲しさにひたすら売れ線に走った」というデイヴ・ムステインの後年の発言がよく取り上げられるが、全くそんなことのないスラッシュ・メタルアルバム。ギターのジェフ・ヤングとドラムのチャック・ビーラーは今作から参加し、今作の直後に解雇されている。そんなラインナップだからか、曲の出来に大きく差はあるものの、名曲"In My Darkest Hour"を故・クリフ・バートンに捧げるという意味だけでも、このアルバムが作られた意義は大きい。
AllMusic(ライター):5/10
AllMusic(リスナー):7/10
BURRN!:94点


<レビュー>
88年特集も最後の方に来てVoivodOverkillSlayerと「スラッシュ特集」みたいな様相を呈してきましたが、ここにきてもうひと押し。Megadeth の3rd。
あ、グラミー賞おめでとう。

先月の97年特集では「Cryptic Writing」を取り上げました。いいアルバムだったなあ。
この3枚目はまだMegadethが紛うことなきスラッシュメタルバンドだったころの作品です。
リフはすべて複雑、奇怪(よくこんなの弾きながら歌えるよ)。スピードも速く(Slayerほどじゃないけど)、演奏総てから怒りのアグレッションが伝わってくる凄みはこの時代ならではのものかも。
しかしそのなかで浮いているのが"In My Darkest Hour"。「展開の美」を見事に体現した名曲。クリフ・バートン自身そういうタイプの作曲家だったから喜んでるよ、たぶん。

もともとのサウンドプロダクションはリバーブが効きすぎてて劣悪だったんだけど、Apple Musicにもある2004年のリマスター版はとにかくエッジが立ってて聴きやすい。
やっぱスラッシュメタルはリフが耳に刺さってナンボだからね。

メロディアスな歌唱が耳を引く"Mary Jane"もなかなかの佳曲。演歌か!っていうような歌いだしにはびっくりしました。これも「展開の美」が光ってますね。

どうしてもこういう「ひねり」がある曲に筆が滑りがちだけれども、大前提として曲がいい。これ以外の曲もザクザクいってて気持ちがいいよ!!
このアルバムを好まない向きもあるみたいだけど、俺は大好きだなあ。


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