Megadeth / Peace Sells... But Who's Buying?

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2nd、1986年、アメリカ・LA
スラッシュ・メタル



<アルバムについて>(BURRN!より)
奇抜だがキャッチーなリフを卓越したアレンジ力でまとめ上げた超個性的なサウンド。このころのMEGADETHのバッキングはたとえ歌を外したとしても曲として成立するくらいガッチガチに構築されていた。(前田岳彦)
曲の良さは前作1stに譲るが、全体の完成度では本作が優る。完成度という意味では4枚目、5枚目の方が上かもしれないが、スラッシュ・バンド、MEGADETHとしての頂点はこれ。リフの波状攻撃にしびれる。(奥野高久)
Kerrang!:3/5
AllMusic(ライター):9/10
AllMusic(リスナー):9/10
Pitchfork:8.7/10
BURRN!:79


ねえ、サビはどこ?
今年の1月から始まった【○○年特集】。今のところ毎月取り上げる羽目になっている(こんな言い方はおかしいんだけれど)バンドがこのMegadeth。
1月の【97年特集】では7thアルバム「Cryptic Writing」、2月の【88年特集】では3rdアルバム「So Far, So Good... So What!」を紹介。そして今回取り上げるのは2枚目のアルバム。
結構Megadethの最高傑作としてこれを取り上げる輩も多いと聞きます。張り切って聴きましょう。

リフ。
リフっていうのはもはやヘヴィメタルの専門用語みたいになってますが、要するに「曲の中に繰り返し出てくるフレーズ」のことで、この定義からするとヘヴィメタルも立派なループ音楽なんですよね。展開はあるけどもね。
・・・ということで、リフっていうのはフツー一曲につき一個。これは昔からそうだったの。だって、普通一個リフ思い浮かんだらそれで一曲作るでしょ。
でもね、このデイヴ・ムステインさんは違ったんだね。「何個も詰め込んじゃえ!」って思ったんだね。
て、天才だ・・・。

てなわけでこのアルバムの魅力は矢継ぎ早に繰り出されるリフ。もうね、休む間もなくどんどん出てくるからすごい。
これに耳がついていけるかどうかなんだけど、さすがは天才・ムステイン。アレンジ力が半端じゃないから全然聞ける。それどころかめちゃくちゃかっこいいんですわ。
その典型的な例が"Wake Up Dead"。1曲目に収録されていて、バンドとしては初めてのシングル。ほぼ歌なんかありません。「サビ」という概念もない。
リフ、ソロ、ちょこっと歌、そして違うリフ・・・というむちゃくちゃすぎる展開はもはやプログレ的なんだけど、何故か世間のみんなは「インテレクチュアル・スラッシュ・メタル」と呼んだ。なんでだろうね。

だからとにかくギターに耳が行くこのアルバムだけれど、リフだけじゃなくてソロもすごいことになってる。この時のギタリストはクリス・ポーランド。1stとこの2ndにしか参加してないからよく覚えておこうね。
そしてそれを支えるリズム隊も激やば。上のコメントにもある通りインストだけで十分成立するレベル。

メタルが好きならたぎって仕方がないアルバムであることは間違いなし。
僕にとっても今やMegadethの最高傑作はこれ。推していきます。


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