森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

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角川グループパブリッシング、320ページ

<本について>
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の千斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する”偶然の出会い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな二人を待ち受けるのは、個性あふれる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!

「めくるめく」という言葉の定義
星野源と花澤香菜(母音が全部「あ」である。ガラケーだと非常に打ちやすい)によるアニメ映画が近日公開されるこの小説。
名前は全然本を読まない頃の僕でも知っていたくらい、とにかく有名な小説ですね。読めてよかった。

とにかくテンポがいいっすね!!!!!!!
4つの章から成り立つ小説なんですが、そのどれもがものすごいスピードで話が展開していく。一つの点が一つの点とつながり、最終的には気持ちのよいオチがついてくる。これがものすごく読んでて快感。
残るのは快感のみ。いいか。快感のみだぞ。
この本から何かしらの人生訓めいたものを得ようとするのは間違ってる。ただ読んでいてものすごく気持ちがいい物語。楽しいと言い換えてもいい。それだけで成立してるのがすごいことなんだけどね。

多分これ読んだ男性読者なら結構な確率で共感できると思うんだけど、「黒髪の乙女」にはどうしても初恋のあの子を重ね合わせてしまうよね。僕も七海ちゃんを重ね合わせて読んでいたよ。
でも実際にここまで純粋な子がいたら見ててうざいんだろうなあ。と考えちゃうよね。


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