シンドラーのリスト

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原題:Schindler's List
1993年、195分、アメリカ
監督
スティーヴン・スピルバーグ(「JAWS / ジョーズ」「ブリッジ・オブ・スパイ」)
出演
リーアム・ニーソン(「沈黙-サイレンス-」「フライト・ゲーム」「96時間」)
ベン・キングズレー(「ガンジー」「シャッターアイランド」「ヒューゴの不思議な発明」)
レイフ・ファインズ(「レゴバットマン・ザ・ムービー」「007 スペクター」「ハリー・ポッター」シリーズ)
ほか



<映画について>
ナチによるユダヤ虐殺をまのあたりにしたドイツ人実業家オスカー・シンドラーは、秘かにユダヤ人の救済を決心する。彼は労働力の確保という名目で、多くのユダヤ人を安全な収容所に移動させていくのだが……。スピルバーグが長年あたためていたT・キニーリーの原作を遂に映画化。念願のアカデミー賞(作品・監督・脚色・撮影・編集・美術・作曲)に輝いた作品。
Yahoo!映画:4.37/5
映画.com:4.1/5
Filmarks:4.1/5
みんなのシネマレビュー:7.76/10
IMDb:8.9/10
Rotten Tomatoes:96%

苦悩する善
今月は【1993年特集】ということで映画の第1弾はこの作品。実はスピルバーグの監督作品を取り上げるのも初めてだったりします。
内容は大体知っていたんですけど、いざ借りてきて上映時間見たら長くてビビりました。

圧倒的「善人」として描かれるだろうと思ってたオスカー・シンドラーがなかなかのクズで、そこが見ててグッときましたね。
ナチの党員で、上に取り入るのがすごいうまい。ずるがしこいんですね。
奥さんがいるのに多くの女性と関係を持ったり、根っからの善人ではない。当のユダヤ人にも冷ややかな態度をとったりする。
終始彼にとってユダヤ人は「労働力」であり、救ったのは働ける人材だけなんですよね。彼に「命を救う」という意識があるというのは表向きには描かれないんです。
これが完全なる善人として描かれていたのならば押しつけがましい典型的お涙頂戴映画になっていたはず。

そのように主人公たちの内面をセリフに投影するのではなく、あくまでドキュメンタリっくに物語が進行していく様は、去年読んだ「パリは燃えているか?」というノンフィクション小説を思い出しました。
淡々と物語が進むからこそ、一番最後の「もっと救えた」というシンドラーの心情の吐露がクる。ため込んでいたものが一気にあふれ出るような瞬間に思わず涙してしまいました。あそこのシーンがあざとすぎるという声も見られますが、僕はあのシーンでちゃっかりやられちゃいました。

紛れもない名作でございました。


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