ワイルド・スピード ICE BREAK

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原題:The Fate of the Furious
2017年、136分、アメリカ
監督
F・ケイリー・グレイ(「ストレイト・アウタ・コンプトン」)
出演
ヴィン・ディーゼル(「ラスト・ウィッチ・ハンター」「トリプルX」)
ジェイソン・ステイサム(「SPY」「メカニック ワールドミッション」)
ドウェイン・ジョンソン(「モアナと伝説の海」「カリフォルニア・ダウン」)
シャーリーズ・セロン(「告発のとき」「マッドマックス 怒りのデスロード」)
ミシェル・ロドリゲス(「マチェーテ・キルズ」「世界侵略:ロサンゼルス決戦」)
カート・ラッセル(「潮風のいたずら」「ヘイトフル・エイト」)
スコット・イーストウッド(「インビクタス/負けざるものたち」「フューリー」)
タイリーズ・ギブソン(「フライト・オブ・フェニックス」「デス・レース」)
クリス・”リュダクリス”・ブリッジス(「ハッスル&フロウ」)
ナタリー・エマニュエル(「メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮」)
ほか



<映画について>
ポール・ウォーカーの死去によってシリーズ存続も危ぶまれた大人気シリーズの8作目となる最新作。主要キャストはそのままに、監督は「ストレイト・アウタ・コンプトン」のF・ケイリー・グレイに交代。ドミニクとレティがハネムーンで訪れていたキューバでドミニクは謎の女と出会う。そこで「とあるもの」を見せられたドミニク。やがてドミニクはこれまで「人生で一番大事なもの」と言ってきたファミリーに対する裏切りを始める。世界征服をたくらむ敵を食い止めるため、そして何よりもドミニクの真意を確かめるため、再びファミリーは世界を救う冒険へと旅立つ!
Yahoo!映画:4.09/5
Filmarks:4.2/5
みんなのシネマレビュー:6.50/10
IMDb:7.2/10
Rotten Tomatoes:67%

ドミニク性善説
また凝りもせずにこいつらが世界を救いますよっと。思い出してね、こいつらただの走り屋だったんだよ・・・
前作「ワイルド・スピード SKY MISSION」(2015年)から2年、早くも続編が届きました。なんでも今回はラスト3部作の幕開けで、あと2作で完結するそうな。あと2つもあんのか。笑
どうせ終わった後もハンのくだりあたりでスピンオフができるんでしょ。

今回は!なんとドミニクが味方を裏切りますよ~!!!
・・・とあおられるような予告編を見せられても、これまでの作品を見てきた我々としては「んなわけあるかいな!なんか事情があるんや!最後には戻ってくるんや!」と思うわけで。もうね、見てる観客全員もファミリーですから。ドミニクを疑ったりはしませんよ。
というわけで「わけあって」ファミリーを裏切った彼と、ファミリー(プラスジェイソン・ステイサム)が彼と対決する、という構図で物語は進んでいきます。

この「わけあって」の事情が結構序盤で明らかになるので、「敵なの?味方なの?」というハラハラはないです。まあ鼻から劇中のみんなも我々も疑ってはいないわけなんだけど、もうちょいあってもよかったんじゃないの?とあとから思いました。
ファミリーのみんなも「ドミニクは敵だ派」と「ドミニクは味方だ派」に分かれて分裂してしまう、的な展開もあってもよかったんじゃないかな?とも思いました。
でも結局(何度でもいうけど)みんなドミニクを信じてるわけで、その展開は蛇足なのかなと思いましたが、これほどにキャラクターに信頼がおける映画も珍しい。このシリーズだからこそできる芸当なのでは。

というわけで「ドミニクはいい奴」前提で物語はどんどん進むわけですが、今回も相変わらずファミリーのそれぞれがいいキャラを発揮しててニヤニヤが止まらないですよ。
サイコーなのはドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムの「ツンデレブロマンス」。
最初は見るたびに相手をののしり、「ケッ!こんな奴なんて!プイッ!!」とツンツンしてるんですが、次第に心の距離が近づいていって・・・という展開は腐女子じゃない僕でも失神寸前でした。
二人の刑務所からの脱獄シーンは二人のアクションが死ぬほど堪能できる素晴らしい場面でしたね。
ほかにもドウェイン・ジョンソンの「親バカ」がさく裂してるシーンは萌え死にするところだったし、終盤のステイサムのあの活躍っぷりも萌え死にモノ。

ローマンのとぼけっぷりも相変わらずで、とくに新米捜査官との丁々発止は見てて楽しいことこの上ない。
この「チーム感」「ファミリー感」というのはさすが息の長いシリーズ、といった感じで安心感あってみられました。
これだよこれ。これを見に来たんだよ。

脚本も特に問題なし。もちろんツッコミどころは山ほどあるんですが、「なんか、もういいや・・・」と全て許せてしまうのがこの映画の魅力。
でも「ドミニク性善説」に基づいて作られているので、肝心のドミニクが戻ってくるシーンにカタルシスがイマイチないのは寂しかったかな。盛り上がり方がグラフにすると直線で、曲線のクレッシェンドじゃなかった感はあります。

そしてカーアクション。これはいつも通り。
・バックで暴走(火まみれ)
・鉄球作戦
・四方からヒッパレ!!!
・自動運転大暴走
・氷上ツルツルチキチキレース
がおもな見どころでしょうか。「自動運転大暴走」は映像で見るとかなり怖かったです。

結論から言うと、前作「SKY MISSION」が大傑作すぎたがゆえに、それを完全に超えることはできなかった(個人的な思い入れとかあるしね)けれど、シリーズの魅力を最大限に引き出したF・ケイリー・グレイ監督の手腕は認められるべきでしょう。
続編2つの監督は誰になるんでしょうかね?まあ、このシリーズの場合はヴィン・ディーゼルと脚本のクリス・モーガンさんがいればまあ間違いはないでしょう。

あと2作、期待大!!


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