サタデー・ナイト・フィーバー

saturdaynightfever.jpg
原題:Saturday Night Fever
1977年、119分、アメリカ
監督
ジョン・バダム(「アサシン」「ニック・オブ・タイム」)
出演
ジョン・トラボルタ(「パルプ・フィクション」「フェイス/オフ」)
カレン・リン・ゴーニイ
バリー・ミラー
ジョセフ・カリ
ドナ・ペスコウ
ほか



<映画について>
ベイ・リッジの町のペンキ屋で働いているトニー・マネロは、日頃のうっぷんを毎週土曜のディスコで晴らしている若者。今日もいつものようにディスコに繰り出して自慢のダンスを披露していた。そんな中、新顔の魅力的な女性をダンスに誘った彼は、今までに踊った事のないような彼女のダンスに驚く。たちまち魅了された彼は、彼女をやがて催されるダンス大会のパートナーとして誘うが……。
Yahoo!映画:3.78/5
Filmarks:3.5/5
みんなのシネマレビュー:6.30/10
IMDb:6.8/10
RottenTomatoes:87%

変わろうとするすべての若者に贈る
フリーズ!!フリーズ!!(不謹慎)

はい、気を取り直して。音楽だけで持っていくタイプの映画かと思ってたら、青春モノとしてすごくよかったです。それぞれの苦悩とそれからの逃避、そしてそれらの持つ刹那性という青春というものを見事に描き切っている傑作だと思った。

特に主人公・トニーとその仲間たちの描写がいいですね。いつも同じ車に乗ってつるんで・・・って感じがあの名作「グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち」(1997年)に出てくる4人組と重なりました。
一人けなされ役というか、いつもへマばかりするやつがいるのも共通点。そしてそこから旅立っていく主人公・・・という構図もまるで同じ。
自分を取り巻く環境からの脱皮を試みた人間なら、誰でもグッとくる物語のはず。これを「音楽だけの陳腐な映画」と評する声がよく見られるけど、そういう経験をしたことがない人間なんだろう。いいよいいよ、ずっとそこでぬるま湯につかってれば。

主人公が恋するステファニーは、どこか「何者」(2016年)に出てくる里香に似ている。自分のステータスで自分を着飾ってないと立ってられない脆い人間なんだよ、彼女も。ただの嫌な奴ではない、そういうところに愛おしさを感じる。彼女もまた、脱皮しようとしてるんだ。

単なるハッピーエンドじゃない、ほろ苦い終わり方も含め、想像の斜め上を行く映画でした。個人的にはかなり好み。


音楽・映画・本の感想をほぼ毎日更新中。Feedlyでの購読をお忘れなく! 
follow us in feedly 
↑クリック↑
スポンサーサイト

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する