ちゃんみな / 未成年

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1st、2017年、日本
ヒップ・ホップ

"FXXKER"


<アルバムについて>
「練馬のビヨンセ」の異名を取る現役高校生フィメールラッパー/シンガー、ちゃんみなが放つデビューアルバム。楽曲毎にプロデューサー陣を迎えつつも総合プロデュースを自身で行った本作に収録されているのは、JK(女子高校生)ならではのストレートな感情を表情豊かに落とし込んだリリック、バトルで鍛え上げられた本物のラップスキル、そしてグローバルトレンドを踏襲した先鋭的なトラックを見事に乗りこなすセンスを世に知らしめるに相応しい全11曲。日本語、韓国語、英語を操るトリリンガルラッパーとしても期待される18歳、まさに「時代が選んだプリンセス」の快進撃がここから始まる。


高ラ出身で一番売れてるのって、もしかしてこの人じゃない?
第9回高校生ラップ選手権は今思い返しても大会史上一番面白い大会だった。裂固Lick-GG-YARDW1NGなどスキルフルなMCがたくさん出ていたのもあるし、名勝負もたくさん生まれた。その中でも一番印象的だったバトルと言えば1回戦で発生した「フィメール対決」。

どちらも「フィメール」という言葉からは想像しない勝気なスタイルで、延長までもつれ込むバチバチの試合になった。
結果的には審査員に「はまった」ちゃんみなが勝利を収めるが、個人的には「バトルという観点で見れば」Rei©hiの勝ちだと思ってた。

この選手権が引き金となり、ちゃんみなは一気に注目を集めるようになり、わかりやすいキャラクターもあってか地上波テレビ番組にも複数回出演、一方でバトルMCとしての活動はしなくなった。
個人的にはこれで正解だと思う。明らかにバトル向きのMCではないし、結果こうしてビクターからメジャーデビューという活躍を見ると、ラッパーとして成功を収めるのはちゃんみなの方が圧倒的に早かった。

極右のRei©hi派だった僕も、彼女の音源が発表されるたびに彼女のとりこになっていった。
高校生なのになんなんだこの完成度は。驚くなという方が無理だ。歌もラップもうまいし、聴いて彼女だとわかるオリジナリティがある。
その自信がリリックにも表れている。かなりのビッグマウスっぷりだけど、決して嘘はついてないと思う。
内省的なラブソングが多いのも印象的。JKよ、JUJUとかもいいけどちゃんみなも聴け。

この曲かなりお気に入り。いまオリコンにあるような女性シンガーのどの曲よりも最新のモードではあると思うんだけどなあ。

「練馬のビヨンセ」と自称しているけれど、Nicki Minajとかに匹敵するポテンシャルを持ってると思う。
気がついたらラップをしなくなってる可能性も全然ある。甲高い声を使う彼女のラップはまだ好き嫌いが分かれる部分になってるんだけど、それが個性だからなあ。俺はめっちゃいいと思うんだけど。
願わくばラップも強力な武器として持ったままもっと上のステージに行ってほしいかなあ。


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