Iggy Pop / The Idiot

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1st、1977年、アメリカ
アート・ロック / ポスト・パンク

"China Girl"


<アルバムについて>
The Stoogesのフロントマンとして活躍していたイギー・ポップがソロとしてキャリアを再スタートさせた1枚。David Bowieのプロデュースであり、彼と共にベルリンにて制作された。
<他ブログ記事>


ボウイと共鳴した1枚
こういう音楽ってこれまで一切聴いてこなかっただけに、本当に新鮮で新しい発見ばかりで刺激的です。
タイトルの「The Idiot」はドストエフスキーの『白痴』からとられているらしいので、もともとの邦題「愚者」はおかしいですね。

ボウイの色を濃く反映している作品であることは間違いなくて、ベルリン期のボウイのサウンドとかなり似ています。
これまでThe Stoogesのフロントマンとしてパンクを背負ってきた男としてはかなりの方向転換なわけですが、このアルバムによって彼のキャリアの方向性が決定づけられた重要な作品ですね。
去年飛行機の中で最新作「Post Pop Depression」(2016年)を聴いたのですがこれから決して大きく外れたことはしていなかったので。

"Nightclubbing"や"Mass Production"ではエレクトロニカを大胆に導入。Kraftwerk的なミニマルなビートの上でイギーが妖しく歌い上げる。
この「妖しい」と表現したくなる歌声も、完全にボウイの影響と言い切ってしまっていいでしょうね。

でも何といってもこのアルバムのハイライトは"China Girl"!
少し大げさなくらいのドラマチックなコード進行にイギーの絶叫がかぶさる瞬間はやっぱりどうしても興奮してしまいます。
1977年の音楽を今月たくさん聴いてきて、今のことろ曲単位では一番パワーを持ってる曲だと感じました。
とにかく美しくも激しい素晴らしい音楽の姿がそこにある。感動!

それにしてもボウイといいイギーといい、何でこれほどまでにジャケットが魅力的なのだろう。
ただ変なポーズ取ってるだけなのに。

ボウイと一緒にTVに出てる映像がありました。


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