SALU / INDIGO

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4th、2017年、日本
ヒップ・ホップ

"WALK THIS WAY"


<アルバムについて>
2016年に SKY-HI とのコラボアルバムをリリースした SALU が1年にも満たないインターバルで完成させた4作目のオリジナルアルバム。確かなスキルを駆使した聴き取りやすいラップで、ユニークなテーマを詩的に描き出す彼の魅力がこれまで以上にポップに表現されている。バラエティーに富んだトラックを自在に乗りこなす軽やかなフロウ、漢 a.k.a. GAMID.Oゆるふわギャングなど異なるタイプのラッパーとの共演など、全編に聴きどころが詰まった力作だ。

<他ブログ記事>


進化を続ける猿
去年リリースした「Good Morning」では晴れ渡る青空のようなポップサウンドにシフトし、また彼の魅力を一つ発見したような作品だった。すごくお気に入りで、年間ベストでも9位にランクイン。
SKY-HIとのコラボアルバム「Say Hello To My Minions」も14位に入れさせていただいて、ありがたやって感じだったんだけど。
何かとやっぱり行動が目立つバトル系MCに比べて、彼のように音源で勝負するラッパーは活動が見えにくかったりするんだけど、SKY-HIや彼はものすごいペースで曲を作って聴かせてくれるのですごい。彼らくらいの人気度で忙しいはずなのに。

この4枚目のアルバム「INDIGO」は、「Good Morning」で発見した彼の魅力をさらに掘り下げるような作品になっている。
前作のレビューの中で僕は「セルアウト」という言葉を肯定的な意味で使ったけれど、その意味の「セルアウト」をさらにもう一段階ギアをあげて突き詰めてきたのがこの4thアルバムだ。

先行公開されていた"WALK THIS WAY"ではChance The Rapperばりの柔らかいフロウでゴスペル調のトラックを乗りこなしていて、お、こっちに行ったかとニヤリとさせられる。確かにChance The Rapperの雰囲気を日本に翻訳すればSALUというラッパーにたどり着くのかもしれない。納得。Drakeという解釈もできるけど。

前半のお気に入りはホワイトデー限定で公開されていたという”First Dates”。ほぼ歌モノと言ってしまっていいと思うんだけど、メロディがいいからなんも文句言えない。フツーにいい曲。その前の"SPACE""Dear My Friend"もそうだけど。
リリックからはSALUの「いい奴」感がすげえ出てる。それでいて素朴。このアルバムでは自分を飾らない言葉たちが印象的。


後半のハイライトはもちろんゆるふわギャングをフューチャリングした"夜に失くす"。
夜遊びをするときのどことない非日常感、浮遊感が閉じ込められた名曲だよこれは。

同じフューチャリングで言えばD.O.と漢 a.k.a. GAMIが参加してる"LIFE STYLE"も中毒性ヤバイ。SLAU本人も言ってたけど全員声に特徴があるからいいね。"夜に失くす"は逆に3人に妙な親和性があるからそれはそれで完成してるし。
どっちもちがって、どっちもいい。

とにかくSALUがまたやばいアルバム作ったから聞いてみてってハナシメーン。
それにしてもどんどん更新していくな自己ベストを。


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