Mastodon / Emperor of Sand

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7th、2017年、アメリカ・アトランタ
ヘヴィ・メタル / ストーナー・ロック / プログレッシヴ・メタル

"Show Yourself"


<アルバムについて>
アメリカのヘヴィメタルバンドにして、21世紀の新生代バンドとして確固たる地位を築いたMastodonの3年ぶりとなるフルアルバム。名作「Crack The Skye」(2009年)をプロデュースしたブレンダン・オブライエンと再びタッグを組んだ意欲作。

<他ブログ記事>


オーガニック無農薬メタル
打ち込みとか、あるいはポスト・ハードコアのような無機質なグルーヴにも魅力があるように、その反対側に位置するひたすら有機的なグルーヴにももちろん魅力は存在するわけで。
このMastodonというバンドはそういった無機質なグルーヴが主流であった2000年代初頭、まさにシーンに風穴を空けるような勢いで登場した(らしい)。
これまでフルアルバムをきっちり聞いたことはなかったけど、当然名前は認識してた。

どうやら死刑囚が主人公のコンセプトアルバムらしいんだけど、歌詞とかを読み込む時間なんかない。だから聞いた感じの感想になってしまうけど、かんにん。

とてつもない勢いで曲を引っ張り、緩急の付いたプレイで展開を作り上げていくブラン・デイラーのドラミングがすごい。
重厚なリフプレイとエモーショナル且つテクニカルなソロプレイが見事に両立しているギターの二人にも耳が行く。
それに浮遊するようなストーナー・ロック由来のふわふわとした独特なボーカルが乗っかれば、紛れもないMastodonの音楽が出来上がる。
一つ一つの音が互いに響き合い呼応し合うというオーガニックなサウンドが直接心に来る。ヒップ・ホップばっかり聴いていた最近あまり味わうことができなかった高揚感を久々に味わいました。

アルバム全体で見まわしてみても、キャッチーな曲が多い前半、こった展開で真髄に迫る後半とうまくすみわけがなされていて、それでいて妙に長い曲もなく至って聴きやすいという弱点のなさ。強い。

最近メタル系は全然聞いてなかったけど、ちょっとまたたくさん聞いてみようかなとも思わせてくれたアルバム。
メタル系ではぶっちぎりで今んとこ今年ベスト。


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