パリ20区、僕たちのクラス

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原題:Entre les murs
2008年、128分、フランス
監督
ローラン・カンテ
出演
フランソワ・ベゴドー
ほか

<皆さんの点数>
Yahoo!映画:3.64/5
Filmarks:3.4/5
みんなのシネマレビュー:6.67/10
IMDb:7.5/10
Rotten Tomatoes:95%

<ぼくの点数>
72点

この理不尽、無駄、気まずさこそが学校

2008年公開、カンヌでパルムドールを獲った映画。
パリの20区という移民が多い地区の中学校。そこでの国語のクラスが舞台になって、その生徒たちと先生たちの交流を描いた映画です。
先生役はこの原作となった小説を書いた人で、生徒役も子役を一切使わずフツーの子供たちにワークショップを施しながら撮影したという。だからかなりドキュメンタリーっぽいカメラワークだったりセリフ回しがずっと続きます。もちろんBGMなんかないし、回想シーンもなく淡々と時系列順に映画が進んでいきます。

明確な悪ガキ、優等生なんてものは登場しなくて、先生ですらやばいことをガンガン言うし、子供たちも言いたい放題やりたい放題。子供たちが積極的に発言するのは海外らしいなあ。

最後に生徒がいう「何も学ばなかった」というセリフがすべて。
学校で起こる不条理、怒り、楽しみ、悪ふざけ、気まずさ、忘却、強制。その他諸々。学校のすべては無駄である、と言い切ってしまう潔さ。「壁の中で」という原題がどこか突き放したような、冷徹な視点を物語っている。
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