SEEDA『花と雨』

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4th、2006年、日本
ヒップ・ホップ

何もかもが表裏一体

恥ずかしながら未聴だった日本語ラップクラシックを聴いてみました。多分これからこういうポストが定期的にあると思われます。どんどん聞いていかないときりがないので。

こちらのブログの更新を休んでいた間にBESの『REBUILD』を聴いてぶっ飛びまして。かっちりハメるだけじゃない「ちょっと崩したかっこよさ」をこれでもかというくらい詰め込んだ傑作だった(同じくこの時期聴いていたSIMI LABもそう。特にOMSBとかは半端なくかっこよい)。そしてこのSEEDAというラッパーもまさしくそれをやっていて。
まるで呼吸をするようにただ言葉を発していて、とくに凝った韻なんか全然ないのに、下手に韻踏んでいるラッパーの5万倍かっこいいんだからすごいとしか言いようがない。そしてSEEDAはロンドン育ちということでそこに入れてくる英語も洗練されていて単純に「聴こえ」がまずかっこいい。
だからそのBESと共演している「Ill Wheels」がかっこよくないわけがない。

その「崩し」と「かっこよさ」、そして「ハスリング」と「マネーメイク」、「生」と「死」など一見対比的なものたちが価値を逆転させて現れてくるというのが「これぞヒップ・ホップ!」という快感に繋がってる。そりゃ名盤とされるわけだし人気もあるわけだよ。これまで聴いてなかったのが意味わからん。

そしてトラックはすべてBACHLOGICがプロデュース。今となっては非常に洗練されたトラックを作るこの人がこのアルバムではサンプリングなのかはわかりませんが非常にダーティなトラックをたくさん提供していて、それも新鮮でした。


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