Slipknot『All Hope Is Gone』

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4th、2008年、アメリカ・アイオワ
ヘヴィメタル / デス・メタル

オリジナルメンバーでの最後の作品

そう、このリリース後にポール・グレイが亡くなって、そのあとの活動休止期間(と言ってもいいよね)が終わったと思ったらジョーイ・ジョーディソンが脱退(というか解雇?)してたんだからね。
というかこのバンド、キャリアと名声に比べたらアルバムリリース少ないよね。この後も1枚しかまだ出してないもんね。だからこそ1枚1枚がかなり濃いという見方もできるわけだけど。

丁度2006年ころからメタルにはまり始めたぼくにとっては、Slipknotというバンドが世の中に作品を産み落とす瞬間を初めて目撃したのがこの作品。このころのBURRN!はまだきちんと若返りの意志を見せていたころで、このアルバムも大特集を組まれていたのを思い出す。
1stから聴いている人にとっては物足りなさを感じるアルバムであるのは理解できるんだけど、やっぱりめちゃくちゃ売れたし、優れた作品であることは間違いないと思うんだよなあ。
ロックバンドたるもの4枚目以降に傑作を残すのは限りなく不可能に近いわけで。Slipknotほどエポックメイキングなバンドであればなおさらのこと。

ドラマーの端くれとしてはやっぱり1曲目のイントロ「.execute.」のジョーイのドラムソロには胸を高鳴らせるよね。このアルバムでは録音がこれまでで一番クリアなだけあって彼のプレイは高校生のころ穴が開くほど聴きこみました。やっぱすごいよ、この人。
コリィ・テイラーのボーカルはやはり初期に比べればスクリームの激しさは劣ってしまうものの、その分クリーン部分の歌心が完全に「売れる人」のそれになっていて。それを進化ととらえるか魂を売ったととらえるかで評価が分かれるかも。

この曲はオカマちゃんになったコリィが見られるビデオも必見。

このアルバム、実は「Vendetta」以降の中盤~後半が聴きどころだったりする。とくに「This Cold Black」は隠れすぎてる名曲だと思うんだな。ぼかあ、おもうんだなあ。

なんだかんだそのバンドとの出会いの作品って思い出深いものになってしまうし、リアルタイムだとすればなおさら。僕が初めて映画館で見た『ワイルドスピード TOKYO DRIFT』を全く駄作だと思わない野と似ている。
僕はこの作品、好きです。
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