レスラー

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原題:The Wrestler
2008年、109分、アメリカ
監督
ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』『レクイエム・フォー・ドリーム』)
出演
ミッキー・ローク(『エクスペンダブルズ』『エンゼル・ハート』)
マリサ・トメイ(『アルフィー』『その土曜日、7時58分』)
エヴァン・レイチェル・ウッド(『人生万歳!』『アクロス・ザ・ユニバース』)
ほか

<皆さんの点数>
Yahoo!映画:4.13/5
Filmarks:3.9/5
みんなのシネマレビュー:7.22/10
IMDb:7.9/10
Rotten Tomatoes:98%

<ぼくの点数>
84点

男なら、男ならよぅ!!!

ロッキー』で崩れ泣いた経験を持つぼくが、好きにならないわけがない映画でした。こんなの盛り上がらないわけがないじゃん。
夢にしか生きられない不器用な主人公と、それを見守る周囲の氷のような冷徹な視線。そして最後の最後に、その主人公がいるべき場所で・いるべき人と輝くその刹那を描く。もうね、好きじゃないわけがないじゃん。
最近見た映画だと『SR サイタマノラッパー』にも通じるとにかく痛々しいほどの「現実」描写。あのサイン会のシーンとかはもう見てられないくらいのリアルが描かれる。もう、いいじゃん・・・この「もう、いいじゃん・・・」と誰しもがいうようなシチュエーションに文字通り命がけで勇み歩んでいく、身を投じる主人公の痛々しさ、言い換えればまっすぐさにやられてしまいました。

だから最初の子供との交流や、ストリッパーに好意を抱いているシーンとかも決して無駄ではないわけです。あのまま子供との交流を描いていったり、あのストリッパーや愛娘との交流を通じて愛情を取り戻していく・・・なんてストーリーでも物語は作れるわけだけれども、そのすべてをかなぐり捨てて(あるいは捨てられ)あの場所に向かう・・・そこまでのフリとしてあの流れは絶対に必要。
あの近所の子供とゲームをして遊ぶシーンなんかも2回目見ると涙が止まりませんね。哀しい・・・

また、男たちの熱い友情も見どころですね。プロレス関係の男たちに悪いやつは一人もいない!みんなやさしさで満ち溢れている・・・誰よりも家族だ・・・と思いました。あんなに暖かいコミュニティーにいられるんだからランディは幸せだよ。たとえあのまま死んだとしても。

あと80’sメタルがガンガン流れるのもナイス。個人的嗜好ですが。

まんま『ロッキー』なのに、それが分かっていても『ロッキー』の水準に達しているのがすごい。奇跡のような映画でした。
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